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映画「ウィザード・バトル 氷の魔術師と炎の怪物」ネタバレ感想!

ロシア発のファンタジー映画『ウィザード・バトル 氷の魔術師と炎の怪物』。なんとも安直なタイトルだが、その内容もいたってシンプルなもの。よく言えば王道ファンタジー、悪く言えばありきたりな作品だった。 サンタクロースが氷の魔術師として炎の怪物から世界を救っているという設定。日本のファンタジーものだと主人公は大体炎タイプだが、そこはさすが雪国ロシア。正義側は氷で敵が炎なのである。魔術師たちは氷の玉を弓のように扱うことで攻撃する。上位の存在になるとシンプルに人を凍らせることもできる。この辺りは独創性があってよかったが、下っ端は弓以外の攻撃方法を持たないのが難点。まあ敵対する炎の怪物というのが空からやっ…

Netflix映画「嵐の中で」ネタバレ感想! ハッピーエンドっぽくしてんじゃねえよ

Netflixを適当に観てみたらオススメ欄にあった「嵐の中で」という映画。あらすじを読むにタイムパラドックス的な話だと察しすぐに鑑賞したのだが、これが結構残念な出来。焦点がブレブレで、話の軸がどこにあるのかさっぱり分からない。誰目線でストーリーを追えばいいのか悩んでいるうちに、主人公のベラとニコの間で元の世界(ベラに娘がいた世界)に戻すか否かが論点になるのだけど、その決着のつけかたもほぼうやむやに。タイムパラドックスに巻き込まれた主人公の苦悩だけでなく、事件の真相やベラのおかげで助かったニコの人生など、様々な事象に言及していくのだけどそれがうまく絡み合っていない。一つ一つやれや、という感じ。 …

映画「レゴムービー2」ネタバレ感想! 前作を上回る感動作!

1作目の衝撃から5年を経ての続編。正直、続編が作られると聞いた時は驚いた。あの初見殺しの演出と綺麗なエンディングに続きが必要なのか、と。日本語版予告が公開されるも全く話の概要が掴めない。むしろバットマンが「クセがすごい」などと流行からワンテンポ遅れた発言をしていてLEGO映画の宣伝に辟易した。しかし、1作目と「レゴ

「劇場版ポケットモンスター みんなの物語」ネタバレ感想! 腕毛のオッサンに泣かされるとは思ってなかったよ

最初に言っておくと、俺ポケモン映画基本好きじゃないんですよ。言うほど数も観てないんだけど、観た作品はどれも正直何が面白いのか全く分かんなかったです。みんなが「もはや子ども向けじゃない!」とか言って絶賛する「ミュウツーの逆襲」も、去年まさかのリブートで世代直撃の人に刺さりまくったらしい「キミにきめた!」も、全部真顔。だからポケモン映画は合わないと分かってたし、俺は結局ポケモンに選ばれた存在じゃねえんだ…もうポケモンのターゲット層じゃなくなっちまったんだな…と悲しくなったりもしてました。でも、配信されるポケモンが手に入らないのは嫌なので、ここ数年はポケモンを受け取るためだけに映画を観に行っていて。…

Netflix映画「トリプル・フロンティア」ネタバレ感想! 心を徹底的に苦しくさせる映画

「ROMA」がアカデミー賞を受賞し、追い風が吹きまくっているNetflix。そして、また一つ名作が誕生してしまう。それがこの「トリプル・フロンティア」だ。映画好きとしては、ベン・アフレックとオスカー・アイザックとチャーリー・ハナムとギャレッド・ヘドランドとペドロ・パスカルが一堂に会してチームを組むというだけで、既にこみ上げるものがある。役者が分からないという人には、バットマンとポー・ダメロンとローリー・ベケット(パシフィック・リム)とフック船長とウイスキー(キングスマン:ゴールデン・サークル)が共演すると言えばこの豪華度が伝わるだろうか。 キャストの顔ぶれだけで十分渋いこの映画だが、中身もかな…

Netflix映画「セレニティー 平穏の海」ネタバレ感想! 誰にも予想できない意外な展開

3月8日にNetflixで公開された「セレニティー 平穏の海」。さっそく鑑賞したのですが、いやあとんでもない作品。これがもしNetflix限定ではなく劇場公開されていたら宣伝は大混乱だっただろう。それほどあらすじとの乖離が激しい作品なのだ。 ひとまず、Netflix公式サイトからあらすじを引用。 過去を捨て海釣り船の船長をしている男が、突然現れた元妻に、暴力を振るう現夫を殺してほしいと頼まれる。この依頼、受けるべきか断るべきか…。 相変わらず、端的にしかストーリーを語ってくれないNetflix公式。稀に「そんなあらすじだったか?」と疑問に残るような説明もあるが、この映画においては的を射たあらす…

映画「銀魂2 掟は破るためにある」ネタバレ感想! 前作の雰囲気そのままにグレードアップした良作

はじめに断っておくと、私は福田雄一監督の作風が苦手である。「勇者ヨシヒコ」シリーズも1話で視聴をやめたし、前作の「銀魂」を劇場で観た時もその出来に愕然とした。これは単純に合う合わないの問題ではあるのだが、「実写化は銀魂が1番! 他はクソ」みたいな言説まで飛び出すようになってしまい、実写化賛成派の私は作品を飛び越えてそのファンすらも憎むようになった。1作目鑑賞当時も、隣に座ってたジャニオタが堂本剛が出る度にキャーキャー喚いていて本当に良い迷惑だったという苦い思い出がある。そのような様々なノイズのせいで私は「実写銀魂」に好感を持てなかった。ギャグやパロディは確かに面白いけど、アクションやドラマパー…

スパイダーバース公開の今だからこそ再評価してほしいアメイジング・スパイダーマン2という伝説

遂に公開されましたね~、「スパイダーバース」。あらゆる並行世界のスパイダーマンたちが一堂に会するというとんでもない作品でした。MCUも佳境に入り、未だにその人気を高めているMARVELが新たに進出したのは劇場アニメ分野。しかもアメコミの持つ要素をふんだんに用いることで、正に「アメコミの映像化」となっています。私はIMAXの先行公開で鑑賞したのですが、衝撃の出来。王道に回帰して話は分かりやすく、それでいて新鮮味は欠かさない。いやあ、MARVELという強固な地盤とスパイダーマンのブランド力を存分に堪能できる一作でした。まだ観ていない方は是非。 ところで、スパイダーマンが何度も映画化されていることを…

映画『劇場版ウルトラマンR/B(ルーブ) セレクト! 絆のクリスタル』評価・ネタバレ感想! TV版の総決算

昨年末に放送を終えたウルトラマンルーブが映画になって帰ってくる! まあこの時期に映画が公開になるのは毎年恒例なのだが、一時期氷河期を迎えていたウルトラシリーズがこうして劇場版を恒例化できているという事実がとてもありがたい。ルーブ本編についてはモヤモヤする点がないわけではなかったが、女性ウルトラマンや謎のウルトラマンの登場によって映画のつかみはバッチリ。前作ジードとの絡みも楽しみなところ。 本編について 劇場版・ネタバレ感想 ルーブの最大の特徴 ジードの登場 残念な点 総括 本編について オーブ、ジードと2人のウルトラマンの力を組み合わせて戦うヒーローが続いたが、「ウルトラマンR/B(ウルトラマ…

Netflix映画「サイコキネシス 念力」ネタバレ感想! 新感染とはまた別の家族愛の物語だが……

はじめに あらすじ 予告 スタッフ・キャスト 監督:ヨン・サンホ シン:リュ・スンリョン ルミ:シム・ウンギョン キム弁護士:パク・ジョンミン 敵のボス:チョン・ユミ 感想(ネタバレあり) 掘り下げの浅さ シンの葛藤 まとめ はじめに 今回は、以前紹介した韓国発ゾンビ映画、「新感染 ファイナル・エクスプレス」のヨン・サンホ監督によるNetflixオリジナル映画「サイコキネシス 念力」の感想を。 新感染の記事は以下からどうぞ。 www.meerkatinspace.com 個人的には、新感染がとても面白かったので、かなり期待していた作品。ゾンビの次は超能力者という流れも面白い。韓国映画を全く観な…