映画『バースデー・ワンダーランド』ネタバレ感想! 既視感ありまくりのスカスカファンタジー
クレヨンしんちゃんの『オトナ帝国』でお馴染みの原恵一監督による新作アニメ映画。私自身、クレヨンしんちゃんの映画は全て観ているものの、原恵一監督の他の作品については全く観ていない。原作は児童文学で、公開前のインタビューなどでも殊更に「エンタメ作品」だということが強調されていたので過度な期待はせ
クレヨンしんちゃんの『オトナ帝国』でお馴染みの原恵一監督による新作アニメ映画。私自身、クレヨンしんちゃんの映画は全て観ているものの、原恵一監督の他の作品については全く観ていない。原作は児童文学で、公開前のインタビューなどでも殊更に「エンタメ作品」だということが強調されていたので過度な期待はせ
遂に『アベンジャーズ/エンドゲーム』を観てしまった。実は公開日翌日の朝イチで鑑賞していたのだが、なかなか文字に起こす時間が取れず。かといってこの感動をまとめないのも惜しいし、もうネットにもリアルにも感想がありふれていることを重々承知の上で、やはり自分なりに一旦この感動を整理しようと思う。内容
DCEUが遂にやってくれたぞ! 2013年の『マン・オブ・スティール』に始まったDCEUは、指揮を執ったザック・スナイダー監督のおかげというかせいというか、とにかく彼の作風を存分に発揮した非常にトーンの暗い重めな作品が2作続いた。その空気を打破するかと思われた『スーサイド・スクワッド』は
毎年恒例の劇場版クレヨンしんちゃん。ここ数年はゼロ年代初頭ほどのカオスさはないものの、家族や友情、夢といった普遍的なテーマを見事に紡いでいるため、ファンからの評価は高い。私自身は原作も読んでおらず、毎週放送されているテレビアニメも滅多に観ないのだが、幼少期に観た『オトナ帝国』が強烈に脳裏
世の中にはコミックの実写化映画というだけで、親を殺されたかのように拒否反応を起こす方が未だたくさんいらっしゃるようですが、私自身は同じ物語が別媒体で演出されるというのは物凄く好きでして。原作のテーマを汲み取っているか、2時間ほどの時間に収めるためにどこを削ったのか、どんな要素を追加したのかな
ナチス映画でゾンビものとくればピンとくる方も多いはず。そう、紛うことなきB級映画です。タイトルやポスターからもヤバい匂いが伝わっていると思いますが、内容自体も低く構えたハードルを思いっきりくぐってきました。こんな映画が海を渡ってきたことにどんな意図があるのかと、配給側の裏事情を勘繰ってしまう
ホラー映画と一口に言っても、ジャパニーズホラーや洋ホラーといった制作国の括りと、心霊なのか怪物なのか殺人鬼なのかと登場する怪異によっても区別されます。この『テリファイド』はアルゼンチンで制作された映画。パッケージでも存在感を放つこの怪物の正体ですが、簡単に説明してしまうのは少し味気なくもあり
いわゆる殺人ゲームもの。9人の若者たちが「殺人者ゲーム」というゲームで遊ぼうとしたところ、なんと本当に犠牲者が出てしまったというまあバカな映画です。『13日の金曜日』などを想起させるタイプですね。ただ、私かなり戸惑っております。ここまでありきたりで何も感じないデスゲームものがあっていいの
「繰り返される宇宙」というサブタイトルの通り、ループものです。しかもかなりとっつきづらいタイプのSF。恋人の乗った宇宙船アトロパ号が行方不明になったことを知った元刑事のコールは彼女を探すために宇宙へ。すると、意外にもあっさりとアトロパ号を見つけ出し恋人と再会するものの、アトロパ号は別の宇
実は是枝監督の作品はかなりとっつきづらいと感じていて、意図的に観ないようにしていた。「そして父になる」や「海街diary」などの近年の話題作も全く観ていない。実はこれにはキッカケがある。私が初めてそして唯一観ている是枝作品が「海よりもまだ深く」なのだが、日本を代表する監督の最新作なのだから観ない