初心者におすすめな平成ライダー映画ランキングベスト10! 平成ライダーを知らない人でも楽しめる映画たち

先日公開された『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』で、平成仮面ライダーの映画が全て世に出たことになる。『劇場版ジオウ』の公開は令和だが、ジオウ自体が平成ライダーとしてカウントされているので平成ライダー映画の扱いとしておきたい。 20作ある平成ライダーだが、映画は2作目のアギトから始まっている。2001年の『劇場版 仮面ライダーアギト PROJECT G4』から始まり、当初は夏の恒例行事だったはずが、いつしか春にも冬にも公開されるようになり、その数は40作以上。常に挑戦を続けて存続してきた平成ライダーは、映画においても果敢に新たな境地へと進んできた。最強フォームがテレビに先…

映画『騎士竜戦隊リュウソウジャー THE MOVIE タイムスリップ! 恐竜パニック!』評価・ネタバレ感想! 悪役:佐野史郎の凄味

同時上映の『仮面ライダージオウ』が平成という時代を締めくくったのとは対照的に、『リュウソウジャー』は令和最初の劇場版として、良くも悪くも非常に堅実な作りだったように思う。例年の戦隊映画の基本フォーマットに乗せながらその戦隊らしさをスクリーンで堪能できる。尺が30分ほどしかないためできることは限られるが、だからこそスピード感に溢れ、時には倍の尺を持つ仮面ライダー映画をも上回る内容になっている、私にとってスーパー戦隊の映画はそんなイメージだ。しかし、リュウソウジャーにおいては「リュウソウジャーらしさ」というのが難点で、というのもリュウソウジャーは他の戦隊に比べてキャラクターの個性がなく、面白味が出…

映画『劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer』評価・ネタバレ感想! 衝撃の真実とレジェンド、そして平成が終わる…

2000年に始まった『クウガ』から連なる平成仮面ライダーの歴史が遂に終わる。要は元号が令和に変わることで令和ライダーにバトンが渡されるという話なのだが、平成の名を冠し常に歴史の最先端を走り続けたシリーズが一旦幕を閉じるというのはファンにとっては衝撃的な出来事なのである。奇しくも記念すべき平成仮面ライダー20作目の『ジオウ』がそのフィナーレを飾ることとなり、「平成ライダーの集大成」は避けられなくなった。過去作のキャストをレジェンドとして出演させ、主人公の常盤ソウゴがその力を受け継いでいく。最高最善の王様を目指す彼が19人全てのライダーの歴史を受け継いだ先に待つものとは…。『ジオウの本当の最終回』…

『君の名は。』がイマイチだった人間の『天気の子』評価・ネタバレ感想 ヱヴァや響鬼との類似性

新海監督の最新作だし話題性もすごいしとりあえず観に行くか~と軽い気持ちで劇場に行ったら号泣してしまった。大洪水。『君の名は。』には正直モヤモヤした部分も多くて絶賛されている風潮に嫌気が差していたのだが、この『天気の子』には完全に泣かされた。『君の名は。』がヒットした要因を見つめ直して法則化し、忠実になぞりながら新たな物語が紡がれるのは、既視感と斬新さの見事なハイブリッドでどこか心地よくもある。いやあもうとにかく素晴らしくて素晴らしくて。今年ナンバーワンかもしれない。 小説 天気の子 (角川文庫) 作者: 新海誠 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2019/07/18 メディア: …

映画『ワイルド・ストーム』評価・ネタバレ感想! 適度に楽しめるちょうどいいB級ディザスター映画

災害を題材にした俗にディザスター映画と言われるジャンルがある。主にB級映画扱いされることが多いが、その内容はまちまちだ。この『ワイルド・ストーム』を監督したのはロブ・コーエン。今やハリウッドの大人気シリーズとなった『ワイルド・スピード』の第一作の監督。なるほど、邦題の「ワイルド」はそこからかと納得した。要は21世紀最大のハリケーンに乗じて6億ドル強奪を目論む強盗集団と、偶然居合わせたある兄弟の戦いを描いた単純な物語なのだが、何故だかすごく面白い。VFXの迫力、ハリケーンが迫る緊迫感、気象学の博士という肩書を活かした主人公の戦闘スタイル。特筆してとんでもない描写があるわけではないが、とにかくバラ…

『ウルトラマンタイガ』第1話・第2話 ざっくり感想

本当は1話ずつ感想を書きたかったのだが、放っておいたらいつの間にか2話が放送されて3日が経っていたので2話分まとめて。 令和初のウルトラマンシリーズは、例年のように過去作との繋がりや過去ウルトラマン・怪獣モチーフのアイテムを取り入れながらも、3人のウルトラマンが主人公に憑依するという『仮面ライダー電王』を彷彿とさせる挑戦的な試みがなされた。「ウルトラマンが3人でてきます!」と聞けば今年ちょっと多いね~くらいの感想だったが、それが一人に憑依するというのだから驚き。要は主人公の体内でイマジンがやったようなコントが炸裂する可能性があるのだ。2話の時点ではまだタイガしか憑依していないので、どう演出され…

映画『ポケットモンスター ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』ネタバレ感想! あまりにも保守的すぎるリメイク

ポケモン映画の原点にして最も人気のある『ミュウツーの逆襲』が20年以上の時を経てカムバック。と言えば聞こえはいいが、実際には単に3DCGに変更しただけであり、既に原点を知っている者からすれば目新しさはない。物語に大きな改変もなく、私としては非常に退屈だったというのが率直な感想。こんなに何も変えないなんてことがあるのかよ、というか。 そもそも私は『ミュウツーの逆襲』を含めたポケモン映画があまり好きではない。言い方は悪いが、悪役やうじうじしたゲストキャラに根性論の正論をぶつけるだけの主人公・サトシが絶対的英雄として君臨するだけの物語だと思っている。だからこそ、サトシ以外のキャラクターの心の動きが丁…

映画『トイ・ストーリー4』ネタバレ感想! 「衝撃の結末」である必要は何処に…

誰もが知るディズニー×ピクサーの名作「トイ・ストーリー」が9年ぶりに復活。『トイ・ストーリー3』で愛するアンディの元を離れ、新たにボニーのおもちゃになったウッディに、衝撃の結末が待っているという。予告で「この結末は誰にも予想できない」とされており、もしやとは思っていたが実際に鑑賞して「やりやがったなディズニー!」というのが率直な感想。ネットでも様々な意見が入り乱れているが、私にとってこの映画は、「映画としては100点、トイ・ストーリーとしては0点」という具合である。なぜ、なぜこれがトイ・ストーリーでなければいけなかったのだろうか。 トイ・ストーリー4 (オリジナル・サウンドトラック) アーティ…

ルパパト超全集BOXが届き、改めて金額にムカついた話

「ルパパト超全集BOX」が遂に手元に届いた。予約開始が4月1日で、それから約3ヶ月。『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』という作品に心底惚れ込んでしまった私としては、毎年恒例となっているムック本、超全集の購入は避けられなかった。だが、情報解禁当初から言われている通り、やはりいろいろと不満が残る販売方法である。購入してからしばらくは存在を忘れていたが、先日発送メールが送られてきたことで怒りが沸いてきた。こんな販売形態はないだろ、と。 快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー Blu-ray COLLECTION 1 出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD…

映画『黒人魚』評価・ネタバレ感想! 人魚ではなく幽霊

実写版『リトル・マーメイド』のアリエルを黒人女優が演じることが少し前に話題になったが、本作は全くの無関係。人魚伝説をダークに演出したロシア産ホラーで、監督は『ミラーズ 呪怨鏡』のスヴィヤトスラフ・ポドゲイエフスキー。スラヴ神話に登場する水の精霊ルサールカをモチーフにしており、実際には人魚というよりも幽霊譚に近い。登場する「人魚」には鰭や鱗があるわけではなく、ただのずぶ濡れの女性だ。 分かりやすさを突き詰めた結果、邦題が内容と全く合致しない現象は最早お馴染みなので今更気にはしない。ただ、ネットのレビューを漁るとやはり「人魚ってなんですっけ?」と僕の私の人魚論を長々と書き連ねる方が散見されるので、…