舞台「仮面ライダー斬月」ネタバレ感想! キャスト・スタッフ全員にありがとうを言いたい

仮面ライダーシリーズは元々今で言うメディアミックスによって展開された作品で、初代の仮面ライダーもマンガの連載とTVでの放送が並行して行われていた。平成に突入し、夏の劇場版と冬のMOVIE対戦が恒例化、「鎧武」以降は放送終了後にVシネマの発売もお馴染みとなり、映像媒体以外でも小説で後日譚が書かれることが常となっている。また、「風都探偵」や「仮面ライダークウガ」などのコミックも展開されており、仮面ライダーは様々なエンタメ業界で活躍を続けている。そんな仮面ライダーシリーズが次の場として選んだのが舞台。しかも主人公はシリーズでも人気の高い「鎧武」から呉島貴虎=仮面ライダー斬月。既に5年前の作品のキャラ…

騎士竜戦隊リュウソウジャー第1話「ケボーン‼ 竜装者」 感想

遂に始まった「騎士竜戦隊リュウソウジャー」。情報解禁から何かと「獣電戦隊キョウリュウジャー」との類似性が指摘されていて、キョウリュウジャーのノリが苦手だった私はルパパトとの温度差も相俟って印象はあまりよくなかった。仮にキョウリュウジャーを好きだったとしても、毎年一定のフォーマットを保ちながらも挑戦を続けてきたスーパー戦隊シリーズで、ここまで似通った要素を持ってくるのはどうなのかと。だからこそ騎士という要素が恐竜とどう交わるのか、戦隊初参加のプロデューサー・監督・脚本家がどのようなアプローチをするのかに注目していたわけだが、放送が終わってみると予想を裏切るシリアスさで、いろいろと物議を醸しそうな…

Netflix映画「トリプル・フロンティア」ネタバレ感想! 心を徹底的に苦しくさせる映画

「ROMA」がアカデミー賞を受賞し、追い風が吹きまくっているNetflix。そして、また一つ名作が誕生してしまう。それがこの「トリプル・フロンティア」だ。映画好きとしては、ベン・アフレックとオスカー・アイザックとチャーリー・ハナムとギャレッド・ヘドランドとペドロ・パスカルが一堂に会してチームを組むというだけで、既にこみ上げるものがある。役者が分からないという人には、バットマンとポー・ダメロンとローリー・ベケット(パシフィック・リム)とフック船長とウイスキー(キングスマン:ゴールデン・サークル)が共演すると言えばこの豪華度が伝わるだろうか。 キャストの顔ぶれだけで十分渋いこの映画だが、中身もかな…

Netflix映画「セレニティー 平穏の海」ネタバレ感想! 誰にも予想できない意外な展開

3月8日にNetflixで公開された「セレニティー 平穏の海」。さっそく鑑賞したのですが、いやあとんでもない作品。これがもしNetflix限定ではなく劇場公開されていたら宣伝は大混乱だっただろう。それほどあらすじとの乖離が激しい作品なのだ。 ひとまず、Netflix公式サイトからあらすじを引用。 過去を捨て海釣り船の船長をしている男が、突然現れた元妻に、暴力を振るう現夫を殺してほしいと頼まれる。この依頼、受けるべきか断るべきか…。 相変わらず、端的にしかストーリーを語ってくれないNetflix公式。稀に「そんなあらすじだったか?」と疑問に残るような説明もあるが、この映画においては的を射たあらす…

映画「銀魂2 掟は破るためにある」ネタバレ感想! 前作の雰囲気そのままにグレードアップした良作

はじめに断っておくと、私は福田雄一監督の作風が苦手である。「勇者ヨシヒコ」シリーズも1話で視聴をやめたし、前作の「銀魂」を劇場で観た時もその出来に愕然とした。これは単純に合う合わないの問題ではあるのだが、「実写化は銀魂が1番! 他はクソ」みたいな言説まで飛び出すようになってしまい、実写化賛成派の私は作品を飛び越えてそのファンすらも憎むようになった。1作目鑑賞当時も、隣に座ってたジャニオタが堂本剛が出る度にキャーキャー喚いていて本当に良い迷惑だったという苦い思い出がある。そのような様々なノイズのせいで私は「実写銀魂」に好感を持てなかった。ギャグやパロディは確かに面白いけど、アクションやドラマパー…

スパイダーバース公開の今だからこそ再評価してほしいアメイジング・スパイダーマン2という伝説

遂に公開されましたね~、「スパイダーバース」。あらゆる並行世界のスパイダーマンたちが一堂に会するというとんでもない作品でした。MCUも佳境に入り、未だにその人気を高めているMARVELが新たに進出したのは劇場アニメ分野。しかもアメコミの持つ要素をふんだんに用いることで、正に「アメコミの映像化」となっています。私はIMAXの先行公開で鑑賞したのですが、衝撃の出来。王道に回帰して話は分かりやすく、それでいて新鮮味は欠かさない。いやあ、MARVELという強固な地盤とスパイダーマンのブランド力を存分に堪能できる一作でした。まだ観ていない方は是非。 ところで、スパイダーマンが何度も映画化されていることを…

映画『劇場版ウルトラマンR/B(ルーブ) セレクト! 絆のクリスタル』評価・ネタバレ感想! TV版の総決算

昨年末に放送を終えたウルトラマンルーブが映画になって帰ってくる! まあこの時期に映画が公開になるのは毎年恒例なのだが、一時期氷河期を迎えていたウルトラシリーズがこうして劇場版を恒例化できているという事実がとてもありがたい。ルーブ本編についてはモヤモヤする点がないわけではなかったが、女性ウルトラマンや謎のウルトラマンの登場によって映画のつかみはバッチリ。前作ジードとの絡みも楽しみなところ。 本編について 劇場版・ネタバレ感想 ルーブの最大の特徴 ジードの登場 残念な点 総括 本編について オーブ、ジードと2人のウルトラマンの力を組み合わせて戦うヒーローが続いたが、「ウルトラマンR/B(ウルトラマ…

Netflix映画「サイコキネシス 念力」ネタバレ感想! 新感染とはまた別の家族愛の物語だが……

はじめに あらすじ 予告 スタッフ・キャスト 監督:ヨン・サンホ シン:リュ・スンリョン ルミ:シム・ウンギョン キム弁護士:パク・ジョンミン 敵のボス:チョン・ユミ 感想(ネタバレあり) 掘り下げの浅さ シンの葛藤 まとめ はじめに 今回は、以前紹介した韓国発ゾンビ映画、「新感染 ファイナル・エクスプレス」のヨン・サンホ監督によるNetflixオリジナル映画「サイコキネシス 念力」の感想を。 新感染の記事は以下からどうぞ。 www.meerkatinspace.com 個人的には、新感染がとても面白かったので、かなり期待していた作品。ゾンビの次は超能力者という流れも面白い。韓国映画を全く観な…

映画「スイス・アーミー・マン」ネタバレ感想・考察! 喋る死体は現実か幻か

無人島に漂流するのはフィクションの中ではよくある話だ。そういった環境では、主人公が死体に出くわすこともあるだろう。だが、死体と共同生活を送る映画は数あるサバイバルものの中でもこれだけなのではないだろうか。しかも、死体役はハリー・ポッターシリーズで有名なダニエル・ラドクリフ。話題性の塊のようなこの映画、いざ鑑賞してみると死を扱っておきながら(というか死体とずっと一緒にいるし)決して悲劇にならない。それはポスターにある、死体に乗って海を渡る主人公の表情からも読み取れるだろう。俯瞰で見れば背筋の凍る気持ちの悪い話なのだが、妙に心温まるのはなぜだろうか。 船旅に失敗し無人島に流れ着いた主人公ハンクは救…

旧作借り放題のTSUTAYAプレミアムが全店舗共通化! 元スタッフが教えるお得な利用法

AmazonビデオやNETFLIXなどの配信サービスの登場により、苦境に陥っているレンタルビデオ店。それは最大手のTSUTAYAも例外ではありません。私の近所のTSUTAYAも次々と閉店してしまっており、時代の節目を目の当たりにしているような感があります。 そんな状況を打破するため、TSUTAYAが2年ほど前に始めた施策が「TSUTAYAプレミアム」という月額制の旧作DVD・Blu-ray借り放題サービス。月1000円(税込み1080円)で、旧作を何枚でも借りられてしかも返却期限なしというヘビーユーザーにとってはとてもお得なサービスです。当時、私は近所のTSUTAYAでアルバイトをしていたので…