Netflix映画「嵐の中で」ネタバレ感想! ハッピーエンドっぽくしてんじゃねえよ

Netflixを適当に観てみたらオススメ欄にあった「嵐の中で」という映画。あらすじを読むにタイムパラドックス的な話だと察しすぐに鑑賞したのだが、これが結構残念な出来。焦点がブレブレで、話の軸がどこにあるのかさっぱり分からない。誰目線でストーリーを追えばいいのか悩んでいるうちに、主人公のベラとニコの間で元の世界(ベラに娘がいた世界)に戻すか否かが論点になるのだけど、その決着のつけかたもほぼうやむやに。タイムパラドックスに巻き込まれた主人公の苦悩だけでなく、事件の真相やベラのおかげで助かったニコの人生など、様々な事象に言及していくのだけどそれがうまく絡み合っていない。一つ一つやれや、という感じ。 …

騎士竜戦隊リュウソウジャー第3話「呪いの視線」 感想・考察

パイロット版が終わり、初の中澤監督回。1話2話のジェットコースター的展開から一転し、安定した回になっていた。意外にもトワとバンバの登場はインパクトだけに頼り切り、ういの覚悟やメルトの変化など、キャラクターを平等に描く丁寧な作り。 第2話の感想はこちらから。 www.meerkatinspace.com マイナソーの親 トワによると、マイナソーの親を殺せばマイナソー自体も消滅するらしい。マイナソーが親の生命力を奪って成長していることを考えると確かに納得のいく説明である。しかし、躊躇なくういを殺そうとするトワとバンバにコウは「ういは友だちだ!」と大反発。世界を救うために犠牲を容認できるかという点は…

ジオウ放送中の今だからこそ『劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』を振り返る

9月から始まった『仮面ライダージオウ』にも登場している、平成仮面ライダー10周年記念の『仮面ライダーディケイド』。過去作のライダーがとんでもないペースで登場することもあって、当時は毎週楽しみにしていた記憶がある。結果的には「お祭り作品」の枠にしか収まらないようなクセの強い作品に仕上がり、賛否両論の嵐を巻き起こした上に後の作品に残念な影響まで及ぼすことになったものの、ディケイドが後の平成ライダーシリーズに残した功績は計り知れない。先日何気なく観返した「仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー」。宣伝では昭和ライダーも含めた全ての主役ライダーが一堂に会し、大杉漣や石橋蓮司が幹部を務める…

映画「レゴムービー2」ネタバレ感想! 前作を上回る感動作!

1作目の衝撃から5年を経ての続編。正直、続編が作られると聞いた時は驚いた。あの初見殺しの演出と綺麗なエンディングに続きが必要なのか、と。日本語版予告が公開されるも全く話の概要が掴めない。むしろバットマンが「クセがすごい」などと流行からワンテンポ遅れた発言をしていてLEGO映画の宣伝に辟易した。しかし、1作目と「レゴ

「劇場版ポケットモンスター みんなの物語」ネタバレ感想! 腕毛のオッサンに泣かされるとは思ってなかったよ

最初に言っておくと、俺ポケモン映画基本好きじゃないんですよ。言うほど数も観てないんだけど、観た作品はどれも正直何が面白いのか全く分かんなかったです。みんなが「もはや子ども向けじゃない!」とか言って絶賛する「ミュウツーの逆襲」も、去年まさかのリブートで世代直撃の人に刺さりまくったらしい「キミにきめた!」も、全部真顔。だからポケモン映画は合わないと分かってたし、俺は結局ポケモンに選ばれた存在じゃねえんだ…もうポケモンのターゲット層じゃなくなっちまったんだな…と悲しくなったりもしてました。でも、配信されるポケモンが手に入らないのは嫌なので、ここ数年はポケモンを受け取るためだけに映画を観に行っていて。…

騎士竜戦隊リュウソウジャー第2話「ソウルをひとつに」 感想・考察

剣崎と始の登場に度肝を抜かれながらも、そこから数分後には始まってしまうリュウソウジャー第2話。説明を極力省いて勢いとカメラワークで乗り切った1話に対し、今後の作品の流れが丁寧に提示されていたと思う。むしろ1話が流されるままに視聴するような感覚だったのに対し、この2話でいつもの”ニチアサ感”が出ていたのもよく、そこに上堀内監督の独創的な巨大戦が加わって印象的な回になっていた。 第1話の感想はこちらから。 www.meerkatinspace.com コウが意外とバカ まず驚いたのがコウのキャラクター。1話では詳細なキャラクター描写は省かれていたので、リュウソウジャーの3人ですら典型的なレッド、ブ…

ファンが選ぶ! Base Ball Bearおすすめ曲10選! 【シリアス編】

Base Ball Bear(通称ベボベ)といえば青春の爽やかなイメージが強いかと思いますが、1つでもアルバムを通して聴いたことのある方は、彼らの魅力が決してそういった瑞々しさだけではないことに気づくでしょう。むしろ2010年代に入ってからの彼らは、インディーズからデビュー後数年にわたって制作してきた青春ソングを自ら否定しにかかっています。”ベボベ=青春”という分かりやすいモチーフは今や呪いとなって彼らを蝕むレッテルになってしまっているのです。 今回はそんなBase Ball Bearの”非青春ソング”を【シリアス編】と題して10曲紹介します。青春がシリアスじゃないかと訊かれればそんなことはな…

「劇場版 仮面ライダービルド Be The One」ネタバレ感想! 良くも悪くもいつものビルド

クライマックスへと突入する寸前の8月公開が恒例になっている仮面ライダーの夏映画。以前続けていたブログで、公開日当日に書いた記事をそのままこちらにも載せておこうと思う。 映画限定のライダー・新フォーム、TV本編とのリンク、大御所ゲスト、次回作のライダー登場など、毎年恒例となっている要素もふんだんに盛り込まれ、TVシリーズで幾度となく描かれてきた戦兎と万丈のベストマッチの物語を1時間という尺で見せてくれるということで、それなりに期待値は高かった。しかし、蓋を開けてみると良くも悪くも"いつものビルド"。「エモい」、「ガバガバ」等という言葉で表されることが多いこの作品だが、劇場版でもそれらの特徴を全く…

【戒め】普段松屋やマックしか食わない人間は軽い気持ちで個人経営の店に入ってはいけない

数ヶ月前、今月で大学を卒業する私にあるメールが届いた。 「よかったらご飯でもどう?」 2年前に大学を卒業したサークルの先輩からである。先輩と言ってもサークルに入ったタイミングは私と同じなので、特にお世話になったというわけではない。今は実家の静岡から職場に通っている先輩が、出張で都内に来ているというのだ。で、帰る直前のタイミングにはなるがご飯でもどうか、と。ここまで読んだ人は、私が普通に快諾すると思うだろう。久々に顔を合わせた先輩との食事の時にこんなことがあったんだよーという日常レポートを読む気満々の方もいたかもしれない。ごめん。快諾は、しない。表面的には「ぜひ!」とメールを送ったが、送信した時…

ファンが選ぶ! Base Ball Bearおすすめ曲10選! 【青春編】

Base Ball Bear、略してベボベ。テレビへの露出こそ少ないものの、既に10年以上活動を続けており、ファンからの人気も根強い中堅バンドです。私は普段音楽をあまり聴かない方なのですが、このベボベだけは別。新曲が出るたびにリピートし、全ての音源を所有しています。というか、ベボベ以外の音楽はあまり聴きません……。なので、他のアーティストやバンドと比べてどうこうという話はできませんが、ベボベのこの曲がすげえんだぞ! と主張するだけならお任せあれ。そんな私が、青春編と題してベボベのおすすめ青春ソングを10曲紹介します。 抱きしめたい BREEEEZE GIRL short hair 不思議な夜 …