"2019"

スパイダーバース公開の今だからこそ再評価してほしいアメイジング・スパイダーマン2という伝説

遂に公開されましたね~、「スパイダーバース」。あらゆる並行世界のスパイダーマンたちが一堂に会するというとんでもない作品でした。MCUも佳境に入り、未だにその人気を高めているMARVELが新たに進出したのは劇場アニメ分野。しかもアメコミの持つ要素をふんだんに用いることで、正に「アメコミの映像化」となっています。私はIMAXの先行公開で鑑賞したのですが、衝撃の出来。王道に回帰して話は分かりやすく、それでいて新鮮味は欠かさない。いやあ、MARVELという強固な地盤とスパイダーマンのブランド力を存分に堪能できる一作でした。まだ観ていない方は是非。 ところで、スパイダーマンが何度も映画化されていることを…

映画『劇場版ウルトラマンR/B(ルーブ) セレクト! 絆のクリスタル』評価・ネタバレ感想! TV版の総決算

昨年末に放送を終えたウルトラマンルーブが映画になって帰ってくる! まあこの時期に映画が公開になるのは毎年恒例なのだが、一時期氷河期を迎えていたウルトラシリーズがこうして劇場版を恒例化できているという事実がとてもありがたい。ルーブ本編についてはモヤモヤする点がないわけではなかったが、女性ウルトラマンや謎のウルトラマンの登場によって映画のつかみはバッチリ。前作ジードとの絡みも楽しみなところ。 本編について 劇場版・ネタバレ感想 ルーブの最大の特徴 ジードの登場 残念な点 総括 本編について オーブ、ジードと2人のウルトラマンの力を組み合わせて戦うヒーローが続いたが、「ウルトラマンR/B(ウルトラマ…

Netflix映画「サイコキネシス 念力」ネタバレ感想! 新感染とはまた別の家族愛の物語だが……

はじめに あらすじ 予告 スタッフ・キャスト 監督:ヨン・サンホ シン:リュ・スンリョン ルミ:シム・ウンギョン キム弁護士:パク・ジョンミン 敵のボス:チョン・ユミ 感想(ネタバレあり) 掘り下げの浅さ シンの葛藤 まとめ はじめに 今回は、以前紹介した韓国発ゾンビ映画、「新感染 ファイナル・エクスプレス」のヨン・サンホ監督によるNetflixオリジナル映画「サイコキネシス 念力」の感想を。 新感染の記事は以下からどうぞ。 www.meerkatinspace.com 個人的には、新感染がとても面白かったので、かなり期待していた作品。ゾンビの次は超能力者という流れも面白い。韓国映画を全く観な…

映画「スイス・アーミー・マン」ネタバレ感想・考察! 喋る死体は現実か幻か

無人島に漂流するのはフィクションの中ではよくある話だ。そういった環境では、主人公が死体に出くわすこともあるだろう。だが、死体と共同生活を送る映画は数あるサバイバルものの中でもこれだけなのではないだろうか。しかも、死体役はハリー・ポッターシリーズで有名なダニエル・ラドクリフ。話題性の塊のようなこの映画、いざ鑑賞してみると死を扱っておきながら(というか死体とずっと一緒にいるし)決して悲劇にならない。それはポスターにある、死体に乗って海を渡る主人公の表情からも読み取れるだろう。俯瞰で見れば背筋の凍る気持ちの悪い話なのだが、妙に心温まるのはなぜだろうか。 船旅に失敗し無人島に流れ着いた主人公ハンクは救…

旧作借り放題のTSUTAYAプレミアムが全店舗共通化! 元スタッフが教えるお得な利用法

AmazonビデオやNETFLIXなどの配信サービスの登場により、苦境に陥っているレンタルビデオ店。それは最大手のTSUTAYAも例外ではありません。私の近所のTSUTAYAも次々と閉店してしまっており、時代の節目を目の当たりにしているような感があります。 そんな状況を打破するため、TSUTAYAが2年ほど前に始めた施策が「TSUTAYAプレミアム」という月額制の旧作DVD・Blu-ray借り放題サービス。月1000円(税込み1080円)で、旧作を何枚でも借りられてしかも返却期限なしというヘビーユーザーにとってはとてもお得なサービスです。当時、私は近所のTSUTAYAでアルバイトをしていたので…

映画「白ゆき姫殺人事件」ネタバレ感想! SNSの恐怖をリアルに描くもその答えにはたどり着かず

はじめに あらすじ 予告 スタッフ・キャスト 監督:中村義洋 脚本:林民生 城野美姫:井上真央 赤星雄治:綾野剛 狩野里沙子:蓮佛美沙子 三木典子:菜々緒 谷村夕子:貫地谷しほり 感想(ネタバレあり) はじめに この映画が公開された当時私は高校生だったのだが、同級生がこぞってこの映画のことを話題にしていたことをよく覚えている。観に行った感想ではなく、「観に行きたい!」という願望だったのだけれど。しかしまあ、SNSに踊らされる者たちを描く作品というのは若者にとってかなり関心が高い映画というわけで、かく言う私も当時はかなり興味を持っていた。監督が「ほんとにあった呪いのビデオ」シリーズや「ゴールデン…

映画「グリーンブック」ネタバレ感想! 嫌味のないバディーロードムービーだがちょっと物足りないかも……

gaga.ne.jp はじめに あらすじ 予告 キャスト・スタッフ 監督:制作:共同脚本:ピーター・ファレリー トニー・バレロンガ:ヴィゴ・モーテンセン ドクター・シャーリー:マハーシャラ・アリ ドロレス・バレロンガ:リンダ・カーデリーニ グリーンブックとは? 感想(ネタバレあり) はじめに アカデミー賞おめでとうございます! 個人的にはNetflix映画の「ローマ」が受賞したら映画界に革命が起きるのではないかと期待していたのですが、そうはならなかった。受賞したのはこの「グリーンブック」。アカデミー賞受賞後すぐの公開+割引のある1日公開ということもあって、劇場はほぼ満員。ほとんどが定年を迎えた…

映画「ジオストーム」ネタバレ感想! 災害映画ではなくただのサスペンス

映画『ジオストーム』ブルーレイ&DVDリリース はじめに あらすじ 予告 スタッフ・キャスト ジェイク・ローソン:ジェラルド・バトラー マックス・ローソン:ジム・スタージェス サラ・ウィルソン:アビー・コーニッシュ 評価(ネタバレなし) 感想(ネタバレあり) はじめに 世界中の天候を自由自在に操作できたらというのは人類の長年の夢だろう。干ばつ地帯に雨を降らせ、豪雪地帯を晴れにする。交通事情や食糧問題の解決にもきっと役立つはずである。この映画は、世界的に災害が多発したという背景があり、その災害を食い止めるために、世界中が手を結び気象を操る衛星を作成したが、数年後、平和の訪れたはずの世界に脅威を与…

映画「悪の教典」ネタバレ感想! 海猿による高校生大殺戮

映画『悪の教典』公式サイト はじめに あらすじ 予告 キャスト・スタッフ 監督・脚本:三池崇史 蓮見聖司:伊藤英明 早水圭介:染谷将太 片桐怜花:二階堂ふみ 安原美彌:水野絵梨奈 柴原徹郎:山田孝之 感想(ネタバレあり) はじめに 高校生が次々と死んでいくシチュエーションの映画は数多くあるが、この映画はほかの映画とは一線を画す。何せ生徒を殺すのが教師で、伊藤英明で、しかもそれが主人公なのだ。暗めのトーンの学園物が世に出るたびに名前の挙がる「悪の教典」。私が鑑賞したのはつい最近だが、なるほど確かにこれは物議を醸しそうな作品である。何より、「海猿」などで爽やかマッチョな好青年のイメージを強固なもの…

「新感染 ファイナル・エクスプレス」ネタバレ感想! ゾンビ映画の新たな金字塔 from 韓国

映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』公式サイト はじめに あらすじ 予告 スタッフ・キャスト 監督:ヨン・サンホ ソグ:コン・ユ スアン:キム・スアン ソギョン:チョン・ユミ サンファ:マ・ドンソク ヨングク:チェ・ウシク ジニ:アン・ソヒ ヨンソク:キム・ウィソン 評価(ネタバレなし) 感想(ネタバレあり) 家族愛 残念な点 最後に はじめに 「韓国から物凄いゾンビ映画がやってくるぞ!」と公開前から話題になっていた本作。その後、邦題が「新感染 ファイナル・エクスプレス」に決定。新幹線とゾンビを掛け合わせたから「新感染」。この安直な邦題がネット上で袋叩きにされていたのもつい先日のことのよう…