ハリウッドの挑戦!映画『Crypto』のあらすじと評価

ハリウッドが制作した映画『Crypto』(クリプト=日本語訳:暗号)をご存知ですか?ハリウッド映画『Crypto』は、仮想通貨を題材にした犯罪アクション映画。仮想通貨をテーマにするというのは、なんとハリウッドでは初めての試みだったそうです。

本記事では、『Crypto』の作品情報やキャスト、あらすじと実際の評価を見ていきます。

『Crypto』の作品情報

ハリウッドとして仮想通貨に挑戦した、複雑なテーマを描く映画の『Crypto』。作品情報は、次の通りです。

  • 公開日:2019年4月12日
  • 監督:ジョン・スタルバーグ・ジュニア
  • 脚本:カーライル・ユーバンク、デヴィッド・フリガリオ
  • 公開劇場:アメリカの一部劇場(※日本では未公開)
  • インターネット配信:あり

キャスト一覧

本作の主人公には、『デス・ウィッシュ』で強盗団のリーダーを演じたボー・ナップを起用。また、人気テレビシリーズ『ギルモア・ガールズ』で一躍注目を集め、『旅するジーンズ』で日本でも有名になったアレクシス・ブレデルなど、世界的にも有名なハリウッド俳優や女優が出演します。気になるキャストは、次の通りです。

  • マーティン・デュラン・ジュニア役(主人公):ボー・ナップ
  • ケイティ役:アレクシス・ブレデル
  • カレブ・デュラン役:ルーク・ヘムズワース
  • マーティン・デュラン(シニア):カート・ラッセル
  • アール・シモンズ役:ジェレミー・ハリス
  • ロビン・ホワイティング役:ジル・ヘネシー
  • テッド・パターソン役:ヴィンセント・カーシーザー
  • ヴィクトル役:ジョセフ・シプルト
  • ニコス役:ロン・メンツェル
  • バーナード役:ショーン・カレン
  • ブライアン役:ポール・ヨハンセン

『Crypto』のあらすじ

マンハッタンにある「Omnicorp Bank」の本社でコンプライアンス調査を仕事にしている、主人公・マーティン。ところがある日、犯罪者組織がマネーロンダリング(資金洗浄)をしている事実を知ってしまう。マネーロンダリング対策の法令を守ろうと全力を尽くすマーティンだが、ニューヨーク・マンハッタンの本店から追い出されてしまった。

異動先はニューヨーク州北部の小さな島、エルバ島の支店。この島は、マーティンの故郷でもある。金持ちと貧乏の差が浮き彫りになったこの町では、酒屋の主人は仮想通貨でなんと1日に500ドルもの金を稼いでいて・・・。

『Crypto』における注目すべき点

『Crypto』における注目点は、やはり仮想通貨・ビットコインをテーマにしたことでしょう。仮想通貨をめぐり進行していくストーリーに着目しながら、ハリウッド初の試みと仮想通貨自体について思考をめぐらせてみてください。

また、出演俳優のカート・ラッセルはハリウッドのの大物かつ実力派俳優。海外の俳優が好きな人ならば、1度は名前を聞いたことがあるのではないでしょうか。本作『Crypto』では、主人公の父親役、貧富の差が広がるエルバ島で冷害を受ける農園の経営者という役どころです。彼の演技にも是非注目してください。

実際の『Crypto』の評価

ハリウッド初のビットコインをテーマにした『Crypto』ですが、その評価はあまり高くはないようです。海外大手の映画レビューサイト「Rotten Tomatoes」では、なんとレビュー数の半分程度しか「いいね」が押されていませんでした。ビットコインという浸透しづらい、難しい内容がテーマだからこそ、理解度にばらつきがでてしまったのかもしれませんね。

まとめ

ハリウッドが仮想通貨やビットコインを初めてテーマにした作品『Crypto』。有名俳優や実力派俳優も多数なども起用し、かなり挑戦をした作品と言えますが、残念ながらその評価はあまり良くないようです。それでも、仮想通貨の理解を深めたい人や、映画を通じてビットコインについて様々なことを考えたい人にとってはいいきっかけになる映画かもしれません。是非、ご自身の目で確かめてみてください!