色々な意味で話題になったタコビーの原罪ですが、アニメ化されたことで最終回がひどいなど散々な言われようになっています。そこでこの記事ではタコビーの原罪がひどいと言われている理由や本当にひどいのかどうかを考察した結果を紹介しています。アニメ版の詳細な情報まで紹介しているので、まずはアニメから視聴する人もぜひ原作版も読んでみてください。
タコピーの原罪の最終回がひどい?
タコピーの原罪の最終回がひどいと言われる理由は、冒頭から語られているいじめ問題がほとんど解決していないからです。もう少しハッピー要素があるならあの子だけが犠牲になったんだと割り切ることもできますが、タコピーの原罪に登場するキャラクターの多くはいじめや虐待を受けており、それらが解決することはほとんどないため、ハッピーエンド的な展開を期待していた人から不評を買っています。特に重症なのがメインヒロインの久世しずかで、彼女は同級生からもいじめられ親にも捨てられて不幸続きなのに、結局ハッピーエンドになることもなく物語は最終回を終えています。同じくメインキャラクターの雲母坂まりなと東直樹も、この世の終わりのような不幸にあっているのに、幸せになることがありません。唯一幸せに見えるのは、久世しずかをいじめているときのみなので、本当に胸糞悪い展開で終わってしまった作品だと思いました。
ハッピー道具が全然幸せじゃない
タコピーの原罪は最終回までに、いくつもハッピーになれると言われている道具を出しますが、一度もハッピーになったことがないというひどい展開になっています。個人的に一番ひどいと感じた道具は、ハッピーカメラです。予定では、撮影した瞬間に戻れるという機能があるカメラですが、効果を発揮する前に撮影を邪魔する人が現れて、いつも時間戻しに失敗しています。結果時間戻しで久世しずかを助けるどころか、友達の雲母坂まりなをカメラで撲殺してしまうというひどい展開になっています。そして一番グロイと思ったのが、変身パレットです。
体の一部を取り込んだ相手に変身するアイテムなんですが、変身するためだけの機能に生け贄が必要なので、これほどグロい道具は無いと思いました。同じく思い出ボックスも箱の中に入れたものをそのまま保存する便利な機能があるものの、実際に入れるのは雲母坂まりなの遺体なので、棺桶としてしか機能していません。こういった要素があることから一部では悪魔版ドラえもんと言われることがあり、タコピーが凄く嫌われている作品になっています。
最終回で全ての行いが無駄になるのが嫌
タコピーの原罪は最終回でタコピーを犠牲にして、全てを無かったことにするというひどい展開になっています。それなら最初からタコピーなんていなきゃよかったし、散々荒らして人に不幸な思いを体験させた挙句、勝手に犠牲になり無かった事にするなんてそんな虫の良い話ありませんよね。また、一部ではタコピーが可愛そうなんて評価をつけている人もいますが、そもそもタコピーは無かったことになってはいますが、人を何人も殺しているんです。その上自分だけいなくなって、タコピーの原罪の最終回で無かったことにしているなら、せめて最後くらい全員ハッピーな路線があっても良かったのではと思いました。
登場人物もひどいことに気づく
タコピーの原罪を最終回まで見ると、タコピーだけにひどさが集約していると思いきや登場人物にもひどいキャラばかりがいることが分かってきます。特に久世しずかが雲母坂まりな殺人の罪を東直樹に背負ってほしいとお願いしたときは、お前もタコピーの事言えないほどにひどいじゃないかと思いました。しかも、東直樹は全然悪くないのに、その無垢な性格に付け込んでくるため、ドラえもんに登場するジャイアンが誰かと入れ替わったのではと言われています。
タコピーの原罪の作者について
タコピーの原罪を最終回でひどい展開にした張本人は、タイザン5という作家です。タコピーの原罪を皮切りに作家としての知名度も上がりましたが、ひどい作品を書く人という印象も強くなった時の人でもあります。2020年までは読み切り作品を中心に書いていましたが、それまでの鬱憤を晴らしたかのように2021年にタコピーの原罪で4000コメントを獲得するまでの大物作家に変貌しています。なお、世界観はひどいですが、キャラクターデザインには定評があり、今度は幸せエピソードを読ませてほしいと多くのファンが声を上げています。
アニメ版はどこまで描かれているの?
アニメ版タコピーの原罪は原作版の最後まで描かれているため、アニメ版で気になった人は話題の作品の原作をぜひ原作でも読んでみてほしいです。特にしずか役を担当した上田麗奈とまりなを担当したまりなを担当した小原好美の演技が最高で、原作で嫌な気持ちになったものを全て吹き飛ばしてくれるようなインパクトがありました。しかし、それでも小さなお子さんが殺されていく姿はアニメで動いている影響もあって、心が締め付けられるような痛さを感じました。特にしずかが東君に人殺しを隠蔽する方法を協力して考えてほしいとお願いしているときは、声優のファンなので実際自分が頼まれたらどうするんだろうと真剣に考えてしまいました。
そんなアニメ版タコピーの原罪ですが、良かったこともあると筆者は感じています。その要因となっているのが、2巻の本に延々と書かれた負の連鎖が30分のアニメ6本分に集約されたことです。これで負の連鎖が増えて、5時間も6時間も不幸な展開を見せられたら多くの視聴者は発狂するのではないかと思いました。
まとめ
タコピーの原罪は最終回まで見るどころか、1話目であまりにもひどい展開を見せられるので、読む人を選ぶ作品だと思います。特にキャラクターは可愛いのにそれらが死んでいく姿を見るのは、心に応えるものがありました。しかし、僅かでも救いがあったのは、タコピーが胸糞キャラクターであるにも関わらず、ヒロインの記憶や起こった出来事などを巻き戻してくれたことです。ですが、全てが上手くいった訳ではなく、タコピーなんて最初から存在しなければ、こんな回りくどい方法で幸せを手にすることもなかったので、個人的には作者共々タコピーの存在は許せません。

