小説や漫画から映画化されている作品は、映画から入るべきなのか原作を読んでから見るべきなのか迷いますよね。そこでこの記事では愚か者の身分のあらすじや最後を原作と比較しながら紹介しています。キャストも紹介しているので、出演者によって見る作品を決めている人もぜひご覧になってください。また、有名な賞も受賞している作品なので、流行の作品をよくみる方はぜひこの記事を参考に、新たな作品を知るきっかけを掴んでみてはいかがでしょうか。
愚か者の身分のあらすじについて
愚か者の身分は、闇バイトで生計を立てている人と、その闇バイトの被害にあった人の様子を描いている作品です。愚か者の身分は、一般人が普段見ないような生活を描いているので、最後がどうなるのか気になる人も多く、小説と映画共に人気作品として知られています。一番の見どころは、戸籍を変えたい様々な理由を持つ人が登場するところで、最初に登場する自分の戸籍を売る人は、実家も借家で借金まみれの前田俊夫という中年男性です。愚か者の身分に登場する戸籍ビジネスは、美女にお金に困っている人を探させて、その人に戸籍ビジネスの話を持ちかけるという仕組みです。しかも戸籍ビジネスに乗ってきた人に、後からちょっと外見が怖くて不良っぽい人に会わせるところもリアリティがあります。
戸籍売買にはどんな人が登場するの?
愚か者の身分に登場する戸籍ビジネスで戸籍を必要とする人には、人生がもう終わりだと最後を予知している人が多く、前田俊夫の戸籍を買った人も盗撮で前科を持っている中学校の先生です。しかし、そんな生活も長くは続かず、戸籍ビジネスをしている人同士に裏切り行為をした人がいることが発覚します。事態を重くみた戸籍ビジネスの幹部クラスの人は、戸籍ビジネスで生計を立てているタクヤの抹殺計画を立案します。そして、タクヤに戸籍ビジネスに誘われた柿崎護にもその幹部クラスの人の魔の手が伸び、愚か者の身分でこの人最後まで生き残れるのかと視聴者の恐怖心を煽ってきます。案の定幹部の人に、殺人の隠蔽工作を手伝わされることになり、徐々に普通の生活に戻れなくなっていることを実感していきます。
戸籍売買だけでは済まない
愚か者の身分を見て驚かされるのは、戸籍売買だけでなく体のいろんな物も売買していることです。一番印象的だったのは、腎臓を移植するため、闇医者と一緒に臓器売買をする現場にタクヤがいたことです。計画ではホステスを罠にはめて角膜を奪うというめちゃくちゃな計画でしたが、タクヤはそのホステスを見失ってしまい計画がとん挫してしまいました。その後タクヤは大金を盗んだ濡れ衣も着せられタクヤの眼球はくり抜かれてしまいます。眼球だけではなく、腎臓まで売られてしまうことになり、愚か者の身分は最後まで人の命をもてあそぶような演出が多いところが印象的でした。
目を奪われていても生きていた登場人物
一番驚いたのは、眼球を奪われたタクヤが生きていたことです。筆者はてっきり目を奪う過程でタクヤを殺してしまったのだから、臓器売買はできないのでは?と思っていました。というのも腎臓や心臓などの臓器は、人が死んでからすぐに移植する必要があるからです。しかし、梶谷剣士が車でタクヤを運んでいると、死んだと思っていたタクヤが車の荷台でもぞもぞ動き出したんです。てっきり死んだと思った人が動くほど気持ち悪い演出はなく、この演技をした北村匠海の演技力もすごいと思いました。
愚か者の身分の最後はどうなるの?
愚か者の身分の最後は、戸籍ビジネスをしている人の中に関係者全てを売った人が存在するというオチです。これから見る人に向けて詳しくは紹介しませんが、実は愚か者の身分は古畑任三郎スタイルなんですよ。というのも最初に作品の主題となる犯罪行為をすべて見せて、解決編で登場人物それぞれがどのような理由で犯罪行為を犯したのかが描かれていきます。したがって、細かい時間軸を理解しながら見ていないと、主犯が誰なのかも理解できずに終わる可能性があります。海外のドラマに例えるならSAWという作品と同じ系統なので、スプラッター系のサスペンスドラマが好きな人にもぜひ見てほしいです。
愚か者の身分の原作と映画版はどこが違うの?
原作版では文章であることを免罪符にして、作者が好き勝手人間の命をもてあそんでいるような内容になっています。特にタクヤが眼球を取られるシーンは、映画版だとカットされていますが、原作では結構丁寧に描かれています。挿絵も無いのにまるで読むと自分の眼球が取られるのではと思えるほどにリアルな文章表現をしているため、その点も含めて話題作になったのではないかと私は感じています。そんなグロイ小説愚か者の身分ではありますが、人間の温かみは映画版のほうが丁寧で、最後にアジの煮付けを食べるところを見ると、本当に最低限の幸せが維持できて良かったと思えるほど感動的な展開です。
愚か者の身分のキャストを全公開
映画版愚か者の身分のキャストは以下のようになっており、特に注目してほしいのは目を取られてしまった松本タクヤとその弟分の柿崎マモルです。まるで本当の兄弟のように仲が良く、愚か者の身分の最後には松本タクヤが柿崎マモルにお金を残してあげる展開が描かれています。しかも、その貰ったお金を今度は柿崎マモルが戸籍を売って困っている人に返すところがまた良かったです。ちなみに女性は出てきますが、描かれている世界観がすごいゲスイので、女優目的に視聴するのはおすすめできません。ただし、目の潰れた松本タクヤの様子に偶然鉢合わせた希沙良演じる山下美月のリアクションは凄く鬼気迫るものですごく良いと思いました。
| 役名 | 演者 |
| 松本タクヤ | 北村匠海 |
| 柿崎マモル | 林裕太 |
| 希沙良 | 山下美月 |
| 江川春翔 | 矢本悠馬 |
| 由衣夏 | 木南晴夏 |
| ジョージ | 田邊和也 |
| 佐藤秀人 | 嶺豪一 |
| 海塚 | 加治将樹 |
| 前田トシオ | 松浦祐也 |
| 梶谷剣士 | 綾野剛 |
まとめ
愚か者の身分の映画版は、原作と比較すると辛うじて登場人物達が幸せを掴んでいるところにほっこりする作品だと思います。ただし、スプラッター映画のような展開があるので、苦手な人は視聴をおすすめできません。反対に闇バイトなんて請け負っちゃだめだという戒めのために視聴するのはおすすめできます。もし受けてしまえば後戻りできず、松本タクヤと同じく目を取られてしまうかもしれません。そうならないためにも仕事はちゃんと信頼できる人から受けたいものですね。









