ミーアキャットスペース

主に映画、ドラマ、漫画などエンタメの感想・考察をだらだら書きます。

洋画

怖いというよりビックリ系 映画『アナベル 死霊博物館』評価・ネタバレ感想!

実在する霊媒師、ウォーレン夫妻の活躍を描いた『死霊館』から発展し、人間と悪魔・悪霊との戦いを描きつつ家族の尊さを訴えかけ続ける死霊館シリーズ最新作は、スピンオフとして制作されたアナベルシリーズの3作目。本家死霊館がまだ2作しか公開されてい…

容姿を笑われた男の報復劇 映画『ラバーボーイ』評価・ネタバレ感想!

ジェイソンやレザーフェイスなど、海外のホラー映画には特徴的なマスクを被った殺人鬼が数多く登場する。本作に登場する殺人鬼も、例のごとくマスクを被り、次々と女性を殺害していく。パッケージにドンと配置されているマスクは出てこないので注意。しかし…

永遠に救われない男の最後の選択とは… 映画『復讐の十字架』評価・ネタバレ感想!

『復讐の十字架』というかなり抽象的でパッとしない邦題だが、映画を観るとこの重苦しさが腑に落ちる。『ロード・オブ・ザ・リング』や『パイレーツ・オブ・カリビアン』で有名なオーランド・ブルームを主演に据え、彼の端正な顔立ちと演技力を凝縮したよう…

一体どこがワイルドなのか。映画『ワイルド・レース』評価・ネタバレ感想!

ワイルド(wild)とは、英語で野生・野蛮・乱暴などの意味を持つ言葉であるが、日本では全身をデニムでコーディネートした1人の芸人によって、半ば揶揄するような意味合いも含まれてしまった。しかし、アクション映画を頻繁に鑑賞する人にとっては、更にもう一…

記憶喪失の男は本当に強盗犯だったのだろうか? 映画『バックトレース』評価・ネタバレ感想!

シルベスター・スタローンの新作は記憶を失った強盗が脱獄し、真実を追う物語。宣伝ではやけにスタローンがプッシュされているが、実際にはあまり出番はなく、だが逆にそのくらいがカッコいいという絶妙に美味しい立ち位置になっている。スタローンなしでも…

幽霊を見る実験がエスカレートした先には…! 映画『EVIL エヴィル』評価・ネタバレ感想

パッケージからして明らかにハズレっぽい感じがクソ映画特攻隊としては外せなかった1作。大した邦題も与えられず率直に『EVIL』と名付けられた悲しき映画だが、これがなかなかよかった。死者と接触できるようになる薬を開発したアンドレ博士が、知人などを…

愛する彼が殺人鬼だった系映画『ドント・リサーチ 恐るべき素顔』評価・ネタバレ感想!

『ドント・ブリーズ』以降乱立する「~してはいけない系映画」の最新作。と言っても邦題がにドントがついているだけで、『ドント・ブリーズ』とはもちろん何の関係もないし、ホラーというよりサスペンス色が強い作品でもある。今回は「調べてはいけない」と…

エナジードリンクで人々が凶暴化! 映画『Z Bull ゼット・ブル』評価・ネタバレ感想!

特殊なエナジードリンク「ゾルト」を飲んだ社員たちが次々と凶暴化し、殺し合いが始まるという物語に「Z Bull」という見事な邦題がついた怪作。ちなみに原題は『OFFICE UPRISING』で、エナジードリンクについては触れられていないし、そもそもゾンビ映画でも…

映画『ワイルド・スピード スーパーコンボ』評価・ネタバレ感想! ワイスピから飛び出したハゲ2人の戦い。

思えば遠くまで来たものである。強盗団に潜入したFBIがいつのまにかそのリーダーに友情を感じてしまう第1作『ワイルド・スピード』公開当時、誰がこんな物語を予想しただろうか。リーダーのドムと元FBIのブライアンの友情はその後も続き、仲間と共に数々のミ…

映画『ワイルド・ストーム』評価・ネタバレ感想! 適度に楽しめるちょうどいいB級ディザスター映画

災害を題材にした俗にディザスター映画と言われるジャンルがある。主にB級映画扱いされることが多いが、その内容はまちまちだ。この『ワイルド・ストーム』を監督したのはロブ・コーエン。今やハリウッドの大人気シリーズとなった『ワイルド・スピード』の第…

映画『黒人魚』評価・ネタバレ感想! 人魚ではなく幽霊

実写版『リトル・マーメイド』のアリエルを黒人女優が演じることが少し前に話題になったが、本作は全くの無関係。人魚伝説をダークに演出したロシア産ホラーで、監督は『ミラーズ 呪怨鏡』のスヴィヤトスラフ・ポドゲイエフスキー。スラヴ神話に登場する水の…

映画『スネーク・アウタ・コンプトン』評価・ネタバレ感想! 内容地獄と吹替地獄のダブルパンチ

ラッパー軍団が凶暴な巨大蛇から町を救うというハチャメチャなおバカ映画。CGのクオリティも登場人物のIQも低い。頭を空っぽにして楽しめると言えば聞こえはいいが、個人的にはあまりのくだらなさに辟易してしまった。とりあえず下ネタならウケるだろうとい…

映画『マーズ・コンタクト』評価・ネタバレ感想! 見せたいことを絞れなかったのか…

開始数分で気づいてしまった。「あ、予告詐欺案件だ!」と。予告詐欺案件とは、海外の映画が日本で公開もしくは発売されるにあたって、独自に作られた日本語版予告がもたらすイメージと本編の内容がまるで異なる案件のこと(私が作った言葉)。映画の盛り上が…

映画『孤独なふりした世界で』評価・ネタバレ感想! 喪失感と真摯に向き合う傑作

人類が絶滅した世界でただ一人生き残った男の前にある日突然少女が現れる。言ってしまえばこれだけの話なのだが、秀逸な邦題と淡々とした映像表現が観る者を引き込んでいく。個性派俳優のピーター・ディンクレイジと人気女優のエル・ファニングを主演に据え…

映画『ダーククリスタル』評価・ネタバレ感想! 子供に見せたい王道ファンタジー!

1983年に公開されたファンタジー映画の名作『ダーククリスタル』が、近々Netflixで復活する。前々からタイトルは聞いていたものの、ファンタジー映画に耐性のない私は全く手を付けずにいた。しかし、新作が配信されるというし、Netflixで映画版の配信も始ま…

映画『X-MEN ダーク・フェニックス』評価・ネタバレ感想! 微妙と最高が同居する複雑な完結編

遂に完結してしまった『X-MEN』。今となってはアメコミ映画は映画界にとって欠かせない存在になったが、その原点はX-MENシリーズである。X-MENの映画がなければ、スパイダーマンもMCUもダークナイトもなかったかもしれない。X-MENシリーズはアメコミ映画とい…

映画『パージ:エクスペリメント』評価・ネタバレ感想! シリーズ史上最高! ひたすらに暴力の嵐

犯罪抑止のため、年に1度、夜12時間だけ殺人を含む全ての犯罪が合法化される”パージ法”が制定されたアメリカを描き、大ヒットしたパージシリーズ。映画だけでなくテレビドラマにもなっており、本作『パージ:エクスペリメント』は映画1作目の更に前、パ…

Netflix映画『リム・オブ・ザ・ワールド』評価・ネタバレ感想! 少年少女が世界を救うための冒険に出る!

「4人の少年少女が世界を救う」と聞いて、個人的には『スタンド・バイ・ミー』のような冒険譚をイメージしていたのだが、実際にはもっとスリルに溢れ、常に死を意識させてくるパニックアドベンチャーものだった。どちらかというと、『ジュマンジ ウェルカム…

Netflix映画『アイ・アム・マザー』評価・ネタバレ感想・解説! 皆、この映画の真相に気づいてくれ~~~~

先日配信されたNetflix映画『アイ・アム・マザー』。率直な感想としては「やられた~~~~~~」というか「そっちかああああああああ」というか、とにかく事前情報やイメージからは想像のつかない方向性の映画で、硬派なSFに見えてある程度知識が必要になる…

『パージ:大統領令』ざっくりとネタバレ感想! もっと馬鹿げた映画が観たかった…

年に一度だけ犯罪が合法化されるという斬新な設定で話題のパージシリーズの3作目は、いよいよ大統領候補まで巻き込んだ。パージ賛成派と反パージ派の争いは1作目からうっすらと描写されていたが、今回戦いの舞台は政治の世界にまで及んだ。2作目の『パー…

MCU フェーズ3までの全22作品興行収入ランキング! 日本と世界での違いを徹底解説!

『アベンジャーズ/エンドゲーム』が公開され、『アイアンマン』から始まり10年以上にわたって紡がれてきた壮大な物語にようやく一区切りがついた。映画の総数は22作。単体作品の節目でクロスオーバーのアベンジャーズを公開し、アメコミファンだけでなく普…

映画『パージ』ネタバレ感想・評価! 抑圧された感情が解き放たれる恐怖

犯罪防止のため、年に1度だけ犯罪が許される12時間・パージが行われるという恐ろしい設定で現在映画3作とTVドラマまで作られている大人気シリーズ『パージ』。パージ(purge)とは、英語で一掃や粛清という意味を持つ単語だが、この映画では”浄化”という意味…

映画『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』ネタバレ感想! 評価など必要としない紛れもない傑作! 人類はただゴジラに平伏すのみ

待ってました、この時を! ハリウッドが遂に素晴らしいゴジラ映画を作ってくれた。もう迷いはない。我々人類はただゴジラに平伏すのみ。何もかもが完璧。小さな問題なんていうのは、街を粉々にし人々を次々殺していく怪獣たちのバトルの前では全くの無意味。…

映画『拷問男』ネタバレ感想! 意外と手堅い社会派映画

〇〇男というタイトルは昔から使い古されているし、海外のヒーローも〇〇マンというネーミングが多い。しかし、ここまで極端なタイトルはおそらく稀だろう。数々の拷問道具と強い赤色が目を引くジャケットの真ん中に堂々と躍る『拷問男』の三文字。どこか『…

映画『ザ・トランスフォーム 地球外生命体』ネタバレ感想! 『バンブルビー』のパチモンどころかただのパッケージ詐欺

『ザ・トランスフォーム 地球外生命体』というタイトルとパッケージに堂々と屹立する黄色いロボットから、おそらく多くの人が『トランスフォーマー』や少し前に公開した『バンブルビー』を連想するかと思う。というか、それを狙っての発売だろう。パッケージ…

『アベンジャーズ/エンドゲーム』感想 集大成ゆえの寂寥感

遂に『アベンジャーズ/エンドゲーム』を観てしまった。実は公開日翌日の朝イチで鑑賞していたのだが、なかなか文字に起こす時間が取れず。かといってこの感動をまとめないのも惜しいし、もうネットにもリアルにも感想がありふれていることを重々承知の上で…

映画『シャザム!』感想! アメコミ映画の新たなる傑作! 福田雄一の吹替版など気にするな!

DCEUが遂にやってくれたぞ! 2013年の『マン・オブ・スティール』に始まったDCEUは、指揮を執ったザック・スナイダー監督のおかげというかせいというか、とにかく彼の作風を存分に発揮した非常にトーンの暗い重めな作品が2作続いた。その空気を打破するかと…

映画『オーバーロードZ』ネタバレ感想! 面白さゼロ

ナチス映画でゾンビものとくればピンとくる方も多いはず。そう、紛うことなきB級映画です。タイトルやポスターからもヤバい匂いが伝わっていると思いますが、内容自体も低く構えたハードルを思いっきりくぐってきました。こんな映画が海を渡ってきたことにど…

映画『テリファイド』ネタバレ感想! アルゼンチンからやって来た傑作ホラー

ホラー映画と一口に言っても、ジャパニーズホラーや洋ホラーといった制作国の括りと、心霊なのか怪物なのか殺人鬼なのかと登場する怪異によっても区別されます。この『テリファイド』はアルゼンチンで制作された映画。パッケージでも存在感を放つこの怪物の…

映画『デッドリー・ゲーム』ネタバレ感想! 救いようのないクソ映画

いわゆる殺人ゲームもの。9人の若者たちが「殺人者ゲーム」というゲームで遊ぼうとしたところ、なんと本当に犠牲者が出てしまったというまあバカな映画です。『13日の金曜日』などを想起させるタイプですね。ただ、私かなり戸惑っております。ここまでありき…